〜概略〜
ボーマンダ@メガ石
[性格/努力値] H4 A164 B140 C4 S196
[実数値] 171-186-168-141-99-181
[技構成] 捨て身/空元気/流星/地震
[決定力指数] 捨て身43524/空元気25389/流星27495/地震18600
[物理/特殊耐久力指数] 65291/38475
[調整] 陽気ガブ鉢巻逆鱗耐え/空元気を撃ちオボン発動後のマリルリへの捨て身の反動+マリルリのじゃれつく+アクジェ耐え/地震で盾ギルガルド確2/メガ前最速霊ランド+2/メガ前準速ガブ+5/メガ後最速メガルカリオ+1
[対面有利な相手] メガバナ/ガブ/物理メガマンダ/マリルリ/ファイアロー/ブシン/めざ氷のない(メガ)バシャ/ガモスなど
[運用] Bに厚く振り、舞を切って空元気流星を採用したことでテンプレ舞メガマンダでは相手にするのが辛いポケモンに有利になり、大抵の相手とは5分以上で渡り合えるタイマン性能を持ちます。竜舞なしでも十分な火力と素早さにより抜き性能にも期待できタイプ耐性による後出しが可能なのもポイント。捨身を軸に優秀な技で相手のサイクルに負担を
かけていくようにしてください。
〜初めに〜
4世代のトップメタであり、ORASにてメガシンカを獲得したことで環境に返り咲いたポケモン。威嚇+メガによる種族値上昇によりマリルリのじゃれつく+アクジェやガブリアスの逆鱗を耐久に振らずに耐える物理耐久を持ち火力もスキン捨て身でクレセリアが乱2、素早さはラティをも軽く抜き去る120と申し分ない性能を持ちます。ここにその高い性能を助長する竜の舞まで覚えることができ、現在(1/27)PGLでも使用率9位と非常に高い使用率を誇ります。
ですがメガマンダはそれの性能の高さ故に、クレセポリ2サンダーなどの物理受けやメガマンダがタイプ的に不利なギルガルドが環境に蔓延したり、ガブリアスが鉢巻をもつことで強引な突破を図ったり、ミトムアローなどの鬼火もちが増えたりと徹底的にメタが張られ、非常に動きにくい環境となっています。具体的に言うと従来の竜舞型だと舞ったターンに有利な相手を繰り出されると交代せざるを得なくなり結果的にサイクル的に不利になってしまうという感じですね。
そこで今回は無償降臨を許す竜舞とサイクルを回す上では扱いにくい逆鱗を採用せずその枠に空元気流星群を採用、また耐久に少し厚めに振ることでタイマン性能と相手サイクルへの負担を重視した両刀メガボーマンダを紹介していきます。
〜調整案〜
ボーマンダ@ボーマンダナイト
種族値
95-135-80-110-80-100(メガ前)
95-145-130-120-90-120(メガ後)
特性 威嚇→スカイスキン
性格 無邪気
努力値 H4 A164 B140 C4 S196
実数値
171-176-118-131-90-159(メガ前)
171-186-168-141-99-181(メガ後)
技構成 捨て身タックル/空元気/流星群/地震
<火力>
[捨て身タックル]
特化メガフシギバナ 90.9%~109%(50%)
特化スイクン 43.4%~51.2%(6.3%)
H252マリルリ 78.7%~93.2%
[空元気]火傷時想定
特化メガヤミラミ 63%~74.5%
H252ミトム 47.7%~56.6%(87.1%)
H252ファイアロー 113.5%~133.5%
[流星群]
無振りガブリアス 108.1%~127.8%
H252ファイアロー 63.2%~74.5%
H252ミトム 52.2%~61.7%
H252サンダー 47.7%~56.8%(89.5%)
[地震]
H252盾ギルガルド 50.2%~59.8%
B4メガバシャーモ 90.3%~107%(43.8%)
<耐久>威嚇こみ
特化メガガルーラ捨て身タックル 30.4%~36.8%+14.6%~18.1%<猫捨身不意打ちを確定耐え>
特化マリルリじゃれつくアクジェ 52.6%~63.1%+5.8%~7%
A252ガブリアス鉢巻逆鱗 85.3%~101.7%(6.3%)
特化ファイアロー鉢巻ブレイブバード 33.9%~40.9%
特化メガフシギバナヘドロ爆弾 57.8%~68.4%
C252メガゲンガー凍える風 109.9%~130.9%
〜調整先〜
現環境にてトップに立つガブリアスをできるだけ確実に対面から処理するために最低限のラインとして威嚇こみ陽気ガブリアス鉢巻逆鱗を最高乱数切り耐えとメガ前に準速ガブリアス抜きを確保。流星群を採用したことで反動や鮫肌を恐れる必要もなくなり、流星群のないガブリアスにはほぼ確実に勝てるようになりました。またここまで耐久に振ったことでマリルリを空元気(→オボン発動)→じゃれつく→アクジェ→捨身という流れで倒すことができるようになり意地っ張りガブを抜くために陽気にしたことで落とした火力をカバーしています。
次に火力面を考えていくと、後だしを非常にされやすいギルガルドに対して交代読みで地震を撃つことで突破できる数値は欲しいということで164振り、この時点で努力値が36残っているのでメガ前に最速霊ランドをメガ後にメガルカリオを抜けるようになるSに回しCに端数を振ったところで完成となります。
メガマンダは高水準な種族値故にかなり調整のしがいがあるのでご自分でも1度考えてみることをオススメします。
〜簡易考察〜
捨身タックルで相手のサイクルにガンガン負担をかけていくのが基本的な仕事です。捨身の火力は落としたとは言えども珠ガブの逆鱗以上にあり素早さも最速113族と同速という速さをもつため竜舞なしでも抜き性能は十分にあります。また鬼火で機能停止を狙ってくる相手には空元気で逆に強く出ることができ、ステロを撒いておくことで流星群によりサンダーやミトムをタイマンからでも突破可能なのはこの型の大きな利点ですね。
メガガルーラにはない優秀な耐性を生かしてサイクルに参加させることでこの型は真価を発揮するのでパーティ構築の段階からしっかり考慮するようにしてください。舞型同様クレセポリ2といった物理受けは厳しいのでその辺りに強いニンフィアやナットレイなんかはオススメ。
〜最後に〜
最近増えている舞わない両刀マンダの紹介となりましたがいかがでしたでしょうか?舞型が対策されすぎて使いにくいと感じた方は是非一度使ってみてください。
質問意見等々ありましたらコメントにてお知らせください。
コメント