〜初めに〜



優秀なタイプと特性から常に環境の上位にいるポケモン。メガストーンを持たせた竜舞型とゴツメを持たせた物理受けが型としては主に存在しその性能が大きく違うことから対処が難しいです。
今回はそのうち竜舞メガギャラドスを紹介していきたいと思います。ギルガルドが非常に多いという点からメガギャラドスは活躍が見込まれ今作で噛み砕くを習得したことからも現在は追い風の環境といえます。


〜調整案〜
ギャラドス@ギャラドスナイト

種族値
95-125-79-60-100-81
95-155-109-70-130-81
特性 威嚇→型破り
性格 陽気
努力値 H132 A100 B20 D4 S252
実数値
187-158-102-×-121-146(メガ前)
187-188-132-×-151-146(メガ後)

技構成
確定技 地震/氷の牙/龍の舞
選択技 噛み砕く/滝登り/身代わり

<火力>基本舞非考慮
[地震]
HB特化ミトム 52.2%～62.4%
H252盾ギルガルド 50.2%～59.8%<2舞で確定>
HB特化クレセリア 16.7%～19.8%<4舞で最低乱数2連以外確2>
H252マリルリ 34.2%～40.5%

[氷の牙]マンダは威嚇込み
H4メガボーマンダ 49.1%～58.4%(96.5%)<ランク補正なし氷の牙＋ステロで高乱数>
B4ガブリアス 87.4%～104.9%(31.3%)
H4カイリュー 95.8%～114.9%(81.3%)
B4キノガッサ 45.9%～54.8%(49.6%)

[噛み砕く]
HB特化クレセリア 40.5%～48.4%
H252メガラティアス 65.2%～78%

[滝登り]
H252ファイアロー 100.5%～120%

<耐久>基本威嚇込み
A252メガミミロップ恩返し 29.1%～34.9%
特化メガボーマンダ舞(ランク補正なし)捨て身タックル 76.1%～90.4%
A252ガブリアス逆鱗 33.3%～39.6%
無振りギルガルド聖なる剣 30.6%～37%(64.4%)
特化ミトム10万ボルト 61.3%～74%
C252メガゲンガー気合玉 70.8%～83.5%


〜調整先〜
2舞でギルガルドを確1にできるA100
メガミミロップのメガ前に猫騙し＋恩返し、メガ後に恩返しを受けても威嚇込みで確定耐えとなるH132B20
一つ下やそのもう少し下にいるカイリューマンムーバシャーモヒードランなんかを確実に抜くための最速
といった調整になっています。ここまで振ることで現環境の多くのポケモンとタイマンで戦うことが可能となります。




〜簡易考察〜
対戦序盤はメガシンカせず威嚇と優秀な耐性を活かしてサイクルに参加し中終盤にかけてメガシンカ竜舞で一気に畳み掛けるのが基本的な動きです。メガギャラドスはメガシンカのタイミングが非常に重要なポケモンなのでそこをしっかりと見極めるようにしてください。起点対象は身代わり採用の場合
クレセリア/ヒードラン/電気技のないポリゴン2/吠えるのないスイクン/ギルガルド/バシャーモ/ミミロップ/ラティアス/ラティオス/カイリュー/霊獣ランドロス
といった面々で環境に多い多くのポケモンを起点にすることが可能です。またメガボーマンダ対面で、威嚇が入れば舞捨て身を耐えるためこちらの威嚇込み舞氷の牙＋反動ダメで最悪でも相打ちに持ち込めるのもメガギャラドスの利点です。パーティにはもう1体メガシンカしそうなポケモンを入れて相手に型を読まれないようにしたいところ。
選択技に関してはクレセや電気技のないポリゴン2をカモにできる身代わりが最有力候補ですが一致技を切ることによる弊害ももちろんあるため選択の余地はあります。



〜最後に〜
XYで環境に多くいたメガシンカ勢はここ最近はメガマンダに押され気味ですがメガギャラドスは今の環境でも十分に戦っていけるポテンシャルがあるどころか比較的動きやすい環境だと思います。扱いはメガシンカのタイミングなどを含め少し難しいですが上手く使えればかなり心強い見方になってくれるポケモンだと私は考えています。
質問意見等々ありましたらコメントにてお知らせください。