いよいよUSMの発売ですが、
今作からの新規習得技により強化されたポケモンを以下にまとめてみました。

注目のポケモンは以下の通りです。

ラフレシア [力を吸い取る]
相手の攻撃の実数値分を回復しつつ攻撃一段階下降というぶっ壊れ技を習得しました。環境を変えるほどではありませんが、フシギバナとの差別化が可能となり、眠り粉や毒々などの搦手と合わせて物理受けとして嫌らしい戦い方ができるようになります。

ワタッコ [力を吸い取る]
ラフレシア同様の強化ですが、素早さが110と高く相手の上をとって行動できるのがポイントです。コットンガードやド忘れも覚えるためかなり粘り強く戦うことができます。

マリルリ [アクアブレイク]
滝登りのほぼ上位互換技を習得しました。追加効果を引ければアクジェで知られる範囲も広くマリルリの標準装備になると思われます。

マッスグマ [神速]
腹太鼓+神速により高い抜き性能を誇ります。カプテテフやメガゲンガーといった天敵もいますが、食いしん坊+1/2回復実を使えることもあり、一定数は見るようになると思います。

ルカリオ [コメットパンチ]
メガルカリオが念願の命中が比較的安定した物理鋼技を習得しました。今まではアイアンテールしかなかったことを考えるとこの強化は大きく、インファイト/コメパン/先制技/剣舞orサブウェポンという構成が一般的になると思われます。

サザンドラ [ゲップ]
今まで全くと言っていいほどなかったフェアリーに対する打点を手に入れ、ZゲップによりH振りレヒレ程度なら余裕で確1を取れるため安易なフェアリーの後出しを許しません。しかし、この技を入れるとサザンの優秀な技範囲+持ち物を犠牲にすることになるため、流行るのは序盤だけだと思われます。

アシレーヌ [凍える風]
補助技感覚でも使える優秀な攻撃をもらいました。選択肢としては十分に候補になるでしょう。

ドヒドイデ [マジックコート/鉄壁/凍える風]
あまり騒がれていないですが、ドヒドイデに容易に挑発を撃てなくなるというだけでも大きな強化です。標準装備にはおそらくならないものの、いざ使われると面倒な技です。鉄壁は6世代のメガヤドランと同様に役割集中への対策となり、凍える風も後続サポートとして非常に優秀な技です。

オニシズクモ [ネバネバネット]
技スペが余りがちなオニシズクモにとっては有用な補助技です。マンダなどに刺さらないのは惜しいですが、大きな強化と言えるでしょう。

ラランテス [馬鹿力/はたき落す]
天邪鬼馬鹿力というカラマネロと同じことが出来るようになりした。環境入りには程遠いものの、大幅強化です。

グソクムシャ [ドリルライナー/はたき落す]
単純に技範囲が強化されました。しかし、課題の特性は解消されないため、扱いはやはり難しいポケモンと言えます。

トゲデマル [怒りの前歯/アイへ/がむしゃら]
ポテンシャルを秘めてるポケモンが教え技により大幅強化されました。ダブルではある程度ば見かけるポケモンだったようですが、今後はシングルでの活躍にも期待です。

ミミッキュ [ドレパン/ぽかぼかフレンドタイム(専用Z)]
剣舞ZドレパンによりAT型がポリ2やナットなどに対する打点を確保でき、より抜き性能に拍車がかかりました。また、専用Z技も火力だけを見ればZじゃれつくの上位互換であり、Zじゃれつく+影うち耐え調整をしていたポケモンに対するメタとなります。

ジャラランガ [インファイト/ブレイジングソウルビート(専用Z)]
念願の命中安定高火力格闘技を獲得しました。さらに特筆すべきは、専用Z技です。攻撃しつつABCDSを一段階上昇という壊れ技で、抜き性能に期待できます。ドラゴン技のためフェアリーを出されるとZ技自体が不発となり能力も上昇しないという欠点はあるものの、そこさえ除けば非常に強力な技と言えます。

カプレヒレ [凍える風/マジックコート]
ドヒドイデ同様、いぶし銀的働きをする技を二つ習得しました。スイクンの凍える風が有用なことを考えても十分採用の余地はありますが、技スペが厳しそうではあります。

マッシブーン [ドレパン]
この技の習得により回復しつつ戦う5世代のローブシンのような戦い方ができます。環境に蔓延するフェアリーがキツイというのは変わらないので、そこをどうするのかというのは相変わらず大きな課題です。

フェローチェ [ドリルライナー/地獄づき]
今作でトップクラスに強化されたポケモンです。課題だった技範囲が解消され、毒やゴーストに対する打点を手に入れました。Z技による役割破壊が可能となり、抜き性能に拍車がかかったと言えます。

カミツルギ [はたき落す]
今まで辻斬り止まりだった悪技を手に入れ、ほぼ上位互換のような形で使うことが出来ます。メガとZ持ちに刺さらないのが惜しいところです。