スイクン1

~概略~
スイクン@突撃チョッキ
[性格/努力値] 控えめ/H92 B4 C252 D12 S148
[実数値] 187-×-136-156-137-124
[技構成] 熱湯/凍風/零度/ミラコ
[決定力指数] 熱湯18720/凍風8580
[耐久力指数] 57800/87338

[仮想敵] コケコ/レボルト/ミトム/ヒトム/テテフ/ゲンガー/特殊ガルド/リザY/ゲッコウガ/アシレーヌ/ポリ2/クレセ/レヒレ/身代わりのないカグヤ/ランド/ガブ/カバ/グライ
[運用] 高いタイマン性能を持つので、対面構築などに向いています。後出しをできる耐久力はないですが、大抵の攻撃を2耐えする程度の耐久はあり、耐久相手には零度連打による突破が狙えます。


~コンセプト~
今作ではスイクンは前作までと比べて大きく数を減らしました。その大きな原因として、同じく高速回復技を持たない耐久水準伝であるレヒレの登場とZ技の登場による物理受けの不安定化が主に挙げられます。しかし、スイクンには活躍の場がないのかと言ったら全くそんなことはなく、最近数を伸ばしている対ゲンガー性能や凍風、ミラコ、零度といった技はレヒレにはない強みです。
そこで今回は物理受けとしての仕事を捨てた代わりに対面性能を伸ばし、かつ自然にレヒレにできない役割を担える、チョッキスイクンを紹介します。


~採用理由~
1.高い対面性能
2.零度による耐久ポケモンへの圧力
3.凍風によるS操作


~調整案~
スイクン@突撃チョッキ

種族値 100-75-115-90-115-85
特性 プレッシャー
性格 控えめ
努力値 H92 B4 C252 D12 S148
実数値 187-×-136-156-137-124
技構成 熱湯/凍える風/絶対零度/ミラーコート

対ボルトを意識するのであれば冷凍ビームを採用することで凍える風+冷凍ビームにより対面から突破することができます。

<絶対零度の有用性について>
今作から不一致絶対零度の命中が20になったため、その採用に疑問を持つ方は多いと思います。命中の低下が痛いのは間違いないですが、絶対零度を持っているという事実が相手にかける圧力は大きく、ポリ2クレセレヒレカグヤといったポケモンが身代わりを持っていない限り有利対面になるので居座ることができます。
例えば絶対零度を切った場合、クレセに対しては毒々からの月の光連打で粘られてしまうため、こちらから引かざるを得なくなります。自分が引かないといけない対面で逆に相手を引かせられるというのは明らかなメリットであり、命中が低下してもスイクンの絶対零度には採用価値があると私は考えています。


~調整先~
相手への負担を考えてCは特化、対面性能を工場させるために凍風で最速ゲッコウガを抜けるまでSに振っています。残りをH92B4D12とすることで、役割対象のポリ2のDL対策をしつつ、A252ランドロスの地震を高乱数2耐え(A252マンムーであれば確定2耐え)、C252メガゲンの祟り目を超高乱数2耐えというラインを確保しています。
   
   

~考察~
HBスイクンのような安定感は皆無(A252ガブの逆鱗で高乱数2)なので、基本的には先発か死に出しとなります。対面であれば、対物理は凍風+熱湯、対特殊はミラコ、対耐久は零度と何かしらの回答をもてるため、タイマン性能は高いです。また、このような性能から対面構築に向いており、Z枠やメガ枠を使わずに選出できるのは非常にありがたいポイントです。


~相性の良い味方~
攻撃面の相性の良さという意味では、強力な草タイプに打点を持てるリザマンダは好相性です。特にメガリザXは、互換性が高いです。また、電気Zへの警戒として、ランドロスなどの電気無効枠は必ず用意しておきたいです。

 



~ダメ計~

<火力>
[熱湯]
D4カプコケコ 51.7%〜60.6%
H252ランドロス 71.4%〜85.7%

[凍える風]
無振りガブリアス 67.7%〜80.8%
H4メガボーマンダ 70.1%〜84.2%

<耐久>
A252霊ランドロス地震 43.8%〜51.8% 乱数2発 (13.3%)
特化カプテテフPFサイキネ 40.1%〜47%
C252カプコケコEF10万 58.8%〜70.5%