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〜初めに〜
シーズンが変わったことで大きくランキングが変動したため、シングル上位12体のポケモンに関しての考察を簡易的にしていきたいと思います。

環境考察〜前編〜(12/24)
http://blog.livedoor.jp/entertaner/archives/1016269516.html
環境考察〜後編〜(12/24)
http://blog.livedoor.jp/entertaner/archives/1016336955.html


〜環境の変動〜
まず前回のランキングのおさらいをしてみましょう。
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文字で表すと
1位 ギルガルド(5位)
2位 ガブリアス(1位)
3位 ファイアロー(4位)
4位 ボーマンダ(9位)
5位 ミトム(6位)
6位 ゲンガー(2位)
7位 ポリゴン2(11位)
8位 バシャーモ(7位)
9位 ガルーラ(3位)
10位 クレセリア(8位)
11位 ゲッコウガ(圏外)
12位 マリルリ(圏外)
となります。※()は現在の順位
大きな変化としては
・マリルリ/ゲッコウガのTOP12落ち
・リザードン/ナットレイのTOP12入り
・ボーマンダ/ギルガルド/ポリゴン2の減少
・ガルーラ/ゲンガーの増加
といった点があげられます。大きくいうとガルゲンの復権に象徴されるようにxy環境に環境が戻ったということがいえますね。個人的にはナットレイの初ランクインはかなり驚きで個体数の増加は感じていましたがランクインする程とは思っていませんでした。

続いて私の予想と照らし合わせていきます。前回の記事から引用すると予想は
1位 ギルガルド(5位)
2位 ガブリアス(1位)
3位 ゲンガー(2位)
4位 ファイアロー(4位)
5位 クレセリア(8位)
6位 ガルーラ(3位)
7位 ボーマンダ(9位)
8位 ミトム(6位)
9位 バシャーモ(7位)
10位 ポリゴン2(11位)
11位 バンギラス(圏外)
12位 ゲッコウガ(圏外)
※()は現在の順位
となっており、個々のポケモンの増加減少維持の予想は9/12とそこそこの的中率であるものの、実際の順位を見るとかなりズレが生じています。まぁ全体的な流れは今回に関しては大体抑えられていたということで自分では合格点かなと思います。


〜ポケモン別考察〜
1位 ガブリアス
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とうとう首位に返り咲いたXY環境の王者。メガガルーラメガリザードンといったポケモンが増加しメガマンダの数が落ち着いたことが主な要因でしょうか。
型としては襷が38%まで減りその分ラム鉢巻スカーフがそれぞれ18%程度にまで伸びています。環境が安定して来たため汎用性に優れる襷から割と役割がはっきりするラム拘りに流れていると思われます。
正直なところこの先ガブリアスが減る理由が見当たらないので1位をキープし続けると考えています。ナットレイの増加を考えると鉢巻の個体数はさらに伸びるでしょう。
http://blog.livedoor.jp/entertaner/archives/1016156166.html

2位 ゲンガー
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順位を4つ伸ばしてこの位置、ガルガッサナットといったここ最近数を伸ばしているポケモンに強いのがポイント。
技は凍風がマンダの減少により採用率が下降気味なのに対し祟り目の採用率が伸びて来ています。鬼火から入ることでラム以外のガブを対処できたり一致技の火力を味方の状態異常技で補える点が祟り目が評価されている理由だと思われます。
今後とそのサイクルカット性能の高さと搦め手技範囲といった技の豊富さから高い使用率を保持し続けるでしょう。また前回に増して珠の採用率が4.7%と地味に伸び続けているのでこの先に期待です。
http://blog.livedoor.jp/entertaner/archives/1014603160.html

3位 ガルーラ
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前回から順位を6つあげています。環境が変わろうとメガガルーラはやはり強力なポケモンであったということですね。
技構成を見ると冷パンが減った一方グロパン不意打ちという技が増加傾向にあるため203/209メガガルーラといわれる型がクレセの増加に伴い増えていると考えられます。
今後はメガゲンガーの存在が気になるものの単体性能の高さからメガ枠トップの採用率を維持すると考えられます。また、ナットレイのことを考えると炎パンorグロパン地震は今の環境では必須と言えるでしょう。
http://blog.livedoor.jp/entertaner/archives/1015667799.html

4位 ファイアロー
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前回からは1つランクを落としました。ただファイアローが減ったというよりはガルゲンが増えただけなのでなんとも言い難いところではあります。
型としては鉢巻ゴツメが減少傾向にある一方、プレート嘴珠といった拘らないAT型が増加しています。ガルドナットなどの影響により拘ったATが使いにくいことが原因としてあげられます。また鬼火の採用率も空元気持ちのマンダが増えマンダ自体が減少したことで10%近く採用率を落としています。
今後も型の分布としては同じような傾向が続くと思われますがガルーラの影響で鬼火持ちは一転して増加に転じると思われます。個体数自体は読みにくいですがバシャーモの多さを考えると高い水準を維持しそうです。
http://blog.livedoor.jp/entertaner/archives/1016197260.html

5位 ギルガルド
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初期の1位からここまで転落。個人的にはギルガルドにはこのあたりが似合っている気がする。まぁ初期の個体数が異常だったのでリザードンバシャガブの個体数を考えると妥当と言える順位ですかね。
型としてはおおざっぱに見ると特殊:物理:毒守が6:2:2と変わっていないですが細かく見ると物理型が増え特殊が減少傾向にあります。特にマンダの減少により風船シュカが減って来ているのが特徴。
今後は型としてはガッサバナに強いゴーグル剣舞が増えて行くと思われます。全体の個体数としてはガルーラゲンガーの数を考えると再び増えると予想します。
http://blog.livedoor.jp/entertaner/archives/1014471154.html

6位 ミトム
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順位を1つ落としてこの位置、マンダマリルリの減少が主な原因と考えられます。
型としては前回の傾向が続き拘りや控えめが増加しオボンや図太いが減少しています。全体的に物理受けが減りATが増えているということですね。物理受けミトムは鬼火に頼っているところがあるのでラムガブ空元気マンダが増えたことを考えると納得です。
ミトムは現在でも高レートでは減っているという情報を多く聞くので今後はさらに数を減らすと思われます。型としては呼ぶナットレイを機能停止に追い込める拘りトリックが増えていくのではないでしょうか。
http://blog.livedoor.jp/entertaner/archives/1015194729.html