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〜初めに〜
1ヶ月ほど前の記事の続編(?)という形となります。前回(11/26)はレート開始直後ということで新メガシンカが多く、鳥以外の準伝がほぼいないという特殊な環境であったため、シングル上位12体のポケモンに関しての考察を簡易的にしていきたいと思います。

環境考察〜前編〜(11/26) http://blog.livedoor.jp/entertaner/archives/1014395138.html
環境考察〜後編〜(11/26) http://blog.livedoor.jp/entertaner/archives/1014403168.html


〜ポケモン別考察〜
7位 ポリゴン2
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前回から3つ順位を落としました。今の環境でも相変わらず動きやすいですが、クレセリアの厳選が終わり使う人が増えたため役割がかぶるポリゴン2の使用率が下がった結果だと考えられます。
技構成も自己再生冷ビは相変わらず必須級、続いてイカサマ60.1%、電磁波36.1%、毒々34.4%と大きな変化はありません。
ガブマンダガルドが環境にいる限りポリゴン2には動きやすい環境が続くことは間違いないですがクレセリアがもう少し数を伸ばしそうなので個体数は減少すると予想、ダウンロードAT型は警戒が薄いため今後増えそうです。
http://blog.livedoor.jp/entertaner/archives/1014970506.html

8位 バシャーモ
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順位を1つ伸ばしてこの位置。物理受けがポリゴン2に隔たったため止めずらく、数少ないメガマンダを上から殴って倒せる点が評価された形になりました。
持ち物は珠が36.4%まで数を伸ばしその反動でメガ石が49.0%と半分以下まで減少、両刀も3割程度まで減っていますね。メガ石が減少したのはマンダガルーラゲンガーなどにメガ枠を回した結果だと考えられます。また、クレセリアが増えたためはたき落とすが34.8%とめざパを逆転しています。
この先はクレセランドスイクンなどの準伝勢が増加するとバシャーモは厳しいので多少ではありますが数を減らしそうです。
http://blog.livedoor.jp/entertaner/archives/1014527033.html(メガバシャ)
http://blog.livedoor.jp/entertaner/archives/1015584829.html(珠バシャ)

9位 ガルーラ
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順位を3つあげてこの位置。一時期メガミミロップが謎の大増殖を遂げたためランキングから姿を消しましたがまさに返り咲きといった感じです。
技は恩返しが2倍以上の25.6%まで増加、またギルガルドや鬼火持ちを意識した身代わりも9.8%と微増しています。
今後の予想としてはクレセリアが増えてきたことによる203/209メガガルーラの増加が考えられますね。また、ガルーラ自体の個体数も順調に伸びて行くと思われます。
http://blog.livedoor.jp/entertaner/archives/1015667799.html

10位 クレセリア
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前回TOP12圏外だったポケモンのうち唯一ランクイン。厳選を終わらした人が使い始めたため単純に個体数を伸ばしました。
技構成では三日月の舞持ちが61.%と高い割合であり一緒に手持ちに入れられているポケモンでもガルーラクチートが上位に来ていることから月光乱舞要因としての採用が非常に多いことが伺えます。スキルスワップが5%とガルーラ太鼓マリルリグライオンなんかを強く意識した個体がXYよりはかなり増えているのは注目ポイント。
環境的にはギルガルドが多いことを除けば十分活躍できるので今後も数を伸ばすと考えています。

11位 ゲッコウガ
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順位は1つランクダウン。これに関してはゲッコウガが減ったというよりはクレセガルーラが増えたため相対的に順位が下がったという方が正しい気がします。
技構成は冷凍ビームは94.5%と必須級であり悪の波動68.6%、ダストシュート50.3%、けたぐり43.9%、草結び36.2%と続きます。ラグマンダが流行りマリルリニンフィアの個体数が多かったことを考えると納得の並びですね。
この先はメガガルーラヒードランへの打点となるけたぐり、ステロと合わせてファイアローを縛れる水手裏剣(現在14.7%)が数を伸ばし逆に草結びは減るのではないかと考えています。また相手の意表を突けるスカーフの使用率にも注目したいです。
http://blog.livedoor.jp/entertaner/archives/1014515498.html

12位 マリルリ
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猫捨て身ガルーラの増加、ゲッコウガのダストシュート習得、メガマンダにタイマンから起点にされる、ポリ2クレセの流行とマリルリからしたら散々な環境であったためここまで納得の順位。
技構成はじゃれつくアクジェは必須、残り2枠を馬鹿力腹太鼓滝登りはたき落とすで争っているといったところ、持ち物はオボン50.2%チョッキ33.3%とこの2つだけで8割以上を占めます。マリルリはこれ以外の型を考えずらいのでこの先もこのような傾向が続くでしょう。
現環境に電気が刺さっていることからマリルリは環境の変化についてゆけず下手したらTOP12から陥落という可能性も考えられますね。


〜総括〜
この1ヶ月でやはり大きかったのは
メガマンダの減少
クレセリアの普及
の2点ですね。サンダーがTOP12圏外に落ちたのもおそらくここが原因だと考えられますし、クレセ以外にも準伝が対戦環境に戻ってきたのはやはり大きかったかと。またメガ枠という点ではガルーラが復活の兆しを見せているだけではなくヤミラミもかなり個体数を伸ばしていますね。メガヤミラミは単純な積ませ性能が非常に高いのでTOP12に入ることはないでしょうがこの先対策必須のポケモンになっていくと考えられます。メガフシギバナもポテンシャルの高さとマンダが減りそうであるということを考えると増えていきそうです。
今後はやはりマンムーが環境に刺さっているので、今でも十分流行っていますが、もっと個体数は伸びてもいいのではと思っています。またポケモン別考察の方でも何度か触れたように電気の一貫性が非常に高い(TOP12に半減以下にできるポケモンがガブリアスしかいない)ので流行が予想されます。特に有利対面から相手にかける負担が凄まじい眼鏡ジバコイルなんかはかなり可能性があるのではないでしょうか。他にもライボルトヒトムボルトライコウなんかにはかなり期待できます。
最後にここまでの纏めとしてシーズン8開始時(1/14)のORASレートのランキングを予想して見たいと思います。

1位 ギルガルド
2位 ガブリアス
3位 ゲンガー
4位 ファイアロー
5位 クレセリア
6位 ガルーラ
7位 ボーマンダ
8位 ミトム
9位 バシャーモ
10位 ポリゴン2
11位 バンギラス
12位 ゲッコウガ

かなり大胆に動かしたので大外れする可能性も多いにありますが大まかな傾向はこんな感じになるのではないかと考えています。


以上で今回の環境考察を終わりにします。シーズン8でどのようにランキングが動くか非常に楽しみなところです。
自分はこう思う!みたいなのがあれば是非コメントにてご意見をお聞かせください。その他疑問質問なども歓迎です。